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KS型防球ネット

KS型防球ネット
  • KS型防球ネット01
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  • KS型防球ネット03
  • KS型防球ネット04

設置の際には、万が一ボールが飛び出した時の危険性を考え、住宅や道路、線路など周囲の状況を考慮した計画が必要となります。各球技施設に対する防球ネットの高さ基準はありませんが、使用球技の「安全性・グランドの広さ・周囲の状況・打球飛距離表」を総合的に考慮し、高さを検討、ご提案いたします。

三陽の防球ネットに対する考え方

  1. 全て厳密な構造計算をして製品の安全性と耐久性を考えます。
  2. 計画中の場合、平面図を確認し、周囲に危険性がないかを検討後、防球ネットの高さを決めます。
  3. 既設グランドの場合、実際に現地調査をし、飛び出す位置など問題点を確認し高さを検討いたします。
  4. 設置県・基準風速を確認し、構造計算後に安全な柱・柱間隔を決めます。
  5. H=15mを超える場合、確認申請手続きが必要になります。基礎のボーリングデーターをご用意ください。
  6. 価格にとらわれず、安全性を第一にお勤めいたします。また、同時にコストダウンも努力をいたします。
  7. 耐久性・周囲との環境に調和した「カラー粉体仕上げ品」をお勧めいたします。

    ※打球飛距離表による高さの検討、製品比較表による選考理由等の資料をご用意しております。

防球ネット選定方法

特徴

高い耐久力と錆び防止処理

KSポールは、高張力鋼管(STKT-590・JIS-G3474)を使用していおり、強い耐久性を長期に渡り維持
します。

鋼管処理は、溶融亜鉛めっき処理(JIS-H8641・HDZ45)仕上げ品です。また、一番錆びの発生しやすい、柱脚部(GL)には、錆び防止のため、FRPカバー処理を施しております。

万が一錆びが発生した場合は、目で確認でき、補強用鋼管使用により簡単に補強が可能です。

写真:サビ防止処理
将来的なネット嵩上げが可能

将来、ネット嵩上げ計画の際には嵩上げ補強ポールを使用し、簡単に嵩上げが可能です。

設置した当時と周囲の状況が変わってしまった場合などで嵩上げが必要になった場合も安心です。

写真:ネット嵩上げ
周囲の環境と調和するデザインと低価格・低重量の実現

KSポールは柱間隔を10mピッチを基準とし、柱・基礎を少なくし価格を抑えた製品です。また、コンクリートポールに比べ重量が軽く、液状化や万が一の転倒にも被害を最小限に抑えます。

柱外径も細く、周囲の美観を損なわない美しいポールです。

他社にない製作施工管理基準

自社での施工経験から作業工程を数値化し、施工管理を行います。そのため均一の製品を納入できます。

写真:施工管理基準

標準規格

設計条件:速度圧q=0.6EVo2(基準風速32m/s)

呼び名 KSボール 材質 全長 柱間幅 基礎(平端部)
KS-1 4.000 Ø114.3×3.5mm STK-400鋼管 5,000 6,000 □500×200×Ø450×1,000
KS-1 5.000 Ø139.8×3.0mm STK-500鋼管 6,300 8,000 □500×200×Ø450×1,300
KS-1 6.000 Ø190.7×3.5mm STKT-590鋼管 7,600 10,000 □500×200×Ø450×1,600
KS-1 7.000 Ø190.7×3.5mm STKT-590鋼管 8,800 10,000 □500×200×Ø450×1,800
KS-1 8.000 Ø216.3×3.8mm STKT-590鋼管 10,000 10,000 □500×200×Ø450×2,000
KS-1 10.000 Ø190.7×3.5mm STKT-590鋼管 12,300 10,000 □500×200×Ø450×2,300
Ø216.3×6.3mm
KS-1 12.000 Ø216.3×3.8mm STKT-590鋼管 14,700 10,000 □700×300×Ø450×2,700
Ø267.4×6.5mm
KS-1 14.800 Ø216.3×6.3mm STKT-590鋼管 18,000 10,000 □700×300×Ø450×3,300
Ø267.4×10.6mm

H=15m以上になると、工作物の申請が必要になります。計算上基礎のボーリングデーターが必要になります。

ネット昇降式も同じく必要になります。各県により風速(m/s)基準があり、柱規格の変更が生じる場合があります。

商品のご紹介

  • KS-1型防球ネット
    KS-1型防球ネット
    KS-1型防球ネット
    KS-1型防球ネット
    • 全面化繊ネット張り
    • 一般的な防球ネット、耐久性の高い化繊ネットで公園、学校グランド等に使用されています。
    • 錆びに強い溶融亜鉛メッキ、亜鉛メッキ+焼付塗装仕上の2タイプ。
    KSポール Ⅰ型(めっき仕上げ)

    鋼管の外径が小さく、周囲の美観を損なわない耐久性のある防球ネットです。設置場所に既設のフェンスが設置してある時は、フェンスより上部からネットを設置します。

    KSポール Ⅰ型カラー(粉体仕上げ)

    めっき仕上げ品にカラー粉を施し、周囲・建物にマッチした美しい粉体仕上げ品です。液体塗装に比べ色あせ防止や耐久性が増し、長く維持できる仕上がりです。

    オプション

    セイフティーガード(柱クッション材)

    主柱に巻くクッション材。柱への接触時に衝撃を緩和します。

    KS-1型防球ネット

    下部、防風、防砂、防塵、目隠しネット

    防球ネットの下部2~3mに防風、防砂、防塵、目隠しのネットを設置します。テニスコートでは防風、防砂、目隠し、プールでは目隠し、住宅街のグランド及び公園では防砂、ナイター設備周辺では目隠し、遮光ネットを設置します。

    標準ネット

    ポリエステル

    365T/56本/40mm目
    1100T/18本/40mm目

    ポリエチレン

    400D/44本/37.5mm目

  • KS-2型防球ネット
    KS-2型防球ネット
    KS-2型防球ネット
    KS-2型防球ネット
    • 上段:ネット、下段:フェンスの組合せ
    • 出入りの制限があるグランド(外部からの進入禁止)、学校や多目的グランド(損傷軽減)等に使用されいます。
    • 錆びに強い溶融亜鉛メッキ、亜鉛メッキ+焼付塗装仕上の2タイプ。
    KSポール Ⅱ型(めっき仕上げ)

    防球ネットと下部にフェンスを組み合わせたものです。新設学校・新設公園などでご使用を頂いています。外部からの侵入防止や防球ネット下部に化繊ネット以上の強度が必要な場合に適します。

    KSポール Ⅱ型カラー(粉体仕上げ)

    めっき仕上げ品にカラー粉を施し、周囲・建物にマッチした美しい粉体仕上げ品です。主に野球場・公園・多目的広場でご使用頂いています。

    一番に目に入るのは背の高い防球ネットです。完成後、役所・設計事務所の方から「カラーにして良かった」とお褒めの言葉を頂いています。

    オプション

    リン酸亜鉛皮膜処理

    通常のメッキ処理の上にりん酸処理を行い、メッキ表面に化粧を行う。主に景観地区に多い。

    下部フェンス金網仕様

    下部菱形金網フェンスの金網を、沿岸部ではTBIR線(塩害に強い金網)、景観地区ではカラー再生ペット樹脂被覆金網が利用可能です。

    標準ネット

    ポリエステル

    365T/56本/40mm目
    1100T/18本/40mm目

    ポリエチレン

    400D/44本/37.5mm目

  • 強風エリア仕様
    強風エリア仕様
                

    高さ8mを超え、以下の条件に一致するエリアの防球ネットは強い風が吹く上段のネットを充実率の低いネットにし金具も強化金具を使用しています。

    該当エリア
    • 基準風速が36m/s以上である
    • 日本海側沿岸部である
    • よく風が吹く山裾及び渓谷である
    • 田舎(平地)地帯で遮蔽物が5km以上ない地域
    • 離島及び湖岸、海岸線に近い地域
  • 嵩上げ可能式
    嵩上げ可能式
    マツダスタジアム
    マツダスタジアム
    屋根
    屋根付き
    照明柱
    照明柱
    作業の様子
    その他の防球ネット
    嵩上げ可能型

    既設防球ネットの嵩上げタイプです。やむを得ず緊急工事で嵩上げが必要な場合、既設ポール上部に最大2mほどφ60.5程度の支柱を取付けその支柱のネットを結束し嵩上げを行う。応力以上の強風時には嵩上げ支柱が変形し(45度程度曲がる)、風を逃がし既設主柱の転倒を防ぐ。

    KSポール高尺型

    H=15m以上のポールで工作物の申請が必要な防球ネット。構造計算から現地施工作業計画まですべて対応可能です。また、標準飛距離表にて打球のシュミレーションも可能です。

    追加加工柱

    防球ネットの主柱に照明設備や防犯灯、屋根を取付けた物。また、デザイン上の加工物も取付け可能です。
    ※屋根付はH=15m以下でも工作物になります。

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